ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.8.4 17:39日々の出来事

門下生のトークには刺激を受ける

門下生チャンネルのVS門下生(合気道のボン)は
すごく面白かった。
『戦争論』の中の、人生観や国家観を凝縮させた、
ある言葉を真剣に受け止めて、生きてくれている
ことに感動するしかない。

この動画、イラストを何枚も使っているのが凄い。
合気道20年やってるらしいが、色々悟って来ていて、
素晴らしい。
他の一人ひとりの個性も、話も面白くて、実に楽しい。
「ライジングのコメント欄で勝ってどうする?」と
いう話には本当に笑える。
バランス感覚のいい人たちだ。
この声の主の顔を、「ゴー宣道場」で、もう一度、
確認したいものだ。

渋谷女子ランチ会は、お墓の話に収斂していったが、
遺骨や墓なんて仏教には関係ないし、ビジネスで
やってるだけなんだから、仏教や儒教や一神教の
話も描かなきゃならないなあとあらためて思った。

『古寺記』は、わしが真冬にたった一人で高野山の
宿坊に泊まって取材したのに、途中で描かなくなっ
てしまっている。これも無念だと思う。
『夫婦の絆』を、そんなに面白いと思ってくれている
のなら、もう一度、構想を立て直して、一から描いて、
今度こそ完成させたいなあと思った。

わしは朝生とかで女性論客だけ集めて議論やってる
のを見ると、この男女平等の時代に、なんて馬鹿な
ことをやってるんだと腹立たしくなって見もしない。

だが、女子会トークは、話題がやわらかいままで
進むから、わしの未完成の作品の続きが見たいと
いう話なんかが出てくるから嬉しい。
男が入ると硬派な話に女性が流されてしまうから、
このような雑談部分が消えそうな気がする。

特に今回の、わしの未完の作品について、触れて
くれたことは、ありがたかった。
こういう話を聴くと、わしの創作意欲が湧くから、
それは公のためにものすごく役に立っている。
わしの創作意欲を掻き立てることほど尊い、人類
のための貢献はないですよ。
今この世にない表現を産み出す原動力になるの
だからね。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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